オーディオブックの一覧です。kikubon、Amazon Audibleなどでお聴きいただけます。発表日の新しいものから降順で並んでいます。

『蒼衣の末姫』

『蒼衣の末姫』
著者: 門田充宏
朗読: 浅井晴美
総朗読時間:12時間18分13秒
2023/2/24 リリース

おっさん率が高い『蒼衣の末姫』、おっさんとおっさんとおっさん(と無口な女性)の会話シーンなどもあって本当に大変だったと思うのですが、記憶翻訳者シリーズで不二と眞角と那須のおっさんトリオを見事に演じ分けてくださった浅井晴美さんはきっちりとそれぞれのキャラクターの内面を反映して演じてくださいました。主人公ふたりのまだ幼いところがある、けれどけして弱くはないキャラクターも見事で、浅井さんに朗読いただけて本当に嬉しかったです。

『記憶翻訳者 みなもとに還る』

『記憶翻訳者 みなもとに還る』
著者:
門田充宏
朗読: 浅井晴美
総朗読時間:10時間3518
2022/3/29 リリース

珊瑚が光の妖精になったり眞角がミノタウロスになったりする書き下ろし「流水に刻む」では、浅井晴美さんに本編初登場となる香澄の柔らかな関西弁をしっかりと演じていただいたほか、巻末の「秋晴れの日に」のキャラクターの掛け合いは聞いていて本当に嬉しくなってしまうものでした。ありがとうございます。

『記憶翻訳者 いつか光になる』

『記憶翻訳者 いつか光になる』
著者: 門田充宏
朗読: 浅井晴美
総朗読時間:9時間3055
2022/3/29 リリース

文庫化に伴い分冊となった『記憶翻訳者 いつか光になる』を浅井晴美さんに朗読いただきました。収録作の半分は『風牙』と同じなのですが、文庫化に際し改訂した部分をきっちりと反映してくださっていて……(特に孫子)
また、書き下ろしの「いつか光になる」と「嵐の夜に」の登場人物、ハルは複雑な過去を持つキャラクターなのですが、浅井さんは私のイメージを超えるハルを演じてくださっていて、初めて聞いたときは(作者なのに)涙ぐんでしまったほどです。

『風牙』

『風牙』
著者: 門田充宏
朗読: 浅井晴美
総朗読時間:12時間1622
2020/10/6 リリース

主人公は関西弁で地の文でも喋るわ登場人物はやたらおっさん率高いわという作品で、本当にオーディオブックにできるのかしらと心配だったのですが、完全に杞憂でした。浅井晴美さんによって命を吹き込まれたキャラクターはどれも素晴らしく、特にカマラが完全に私の脳内で喋っていたカマラと一致していて、最初に聞いたときは茫然とするほどでした。珊瑚とカマラとショージが三人で喋ってるシーンはもう本当に絶妙で、なんと言いますか自分の脳内にだけあったはずのものがムリムリと取り出されて目の前に差し出されたかのような衝撃的な経験でした。
いやもう本当に、「こんな素晴らしいものを作ってくださってありがとうございます」というしかありません。
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