Webや雑誌で発表した作品(小説以外も含む)の一覧です。発表日の新しいものから降順で並んでいます。

『創元SF文庫総解説』

『創元SF文庫総解説』掲載
2023/12/22発売
装幀:岩郷重力+W.I

創元SF文庫60周年記念で発刊された『創元SF文庫総解説』に寄稿しました。

担当したのは、『重力への挑戦』、『ラモックス』、《巨神計画》三部作(『巨神計画』『巨神覚醒』『巨神降臨』)、《原色の想像力》全二冊(『原色の想像力』『原色の想像力2』)、《
BISビブリオバトル部》シリーズ(『翼を持つ少女』『幽霊なんて怖くない』『世界が終わる前に』)、『ランドスケープと夏の定理』です。手に入れにくい作品も多いのですが、どれもとても面白いのでチャンスがあったら是非。

なお、私の記憶翻訳者シリーズは、
久永実木彦さんが担当して、丁寧に読み解いてくださいました。ありがとうございます。

「チビ先生の煙草」

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「チビ先生の煙草」
(期間限定公開)

『風牙』(『記憶翻訳者 いつか光になる』『記憶翻訳者 みなもとに還る』として文庫化)及び『追憶の杜』(いずれも東京創元社)で描かれた〈記憶翻訳者〉シリーズのスピンオフ短編を、ブラウザで読める電子書籍として期間限定公開しました。なお、現在は公開を終了しています。

記憶翻訳技術を確立し、九龍(くーろん)を立ち上げた不二(ふじ)。それまで障碍としてしか考えられていなかった過剰共感能力者らに自分の力を奮って生きる場所を与え、周囲の多くのひとびとに強い影響を与えた彼は、そもそもなぜそんなサービスを作ろうと考えたのか。中学生になったばかりの不二と出会った教師、千曳(ちびき)が過去を回想する——

「ファースト・エクスペリエンス・エクスペリメント」

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「ファースト・エクスペリエンス・エクスペリメント」
(期間限定公開)

『風牙』(『記憶翻訳者 いつか光になる』『記憶翻訳者 みなもとに還る』として文庫化)及び『追憶の杜』(いずれも東京創元社)で描かれた〈記憶翻訳者〉シリーズのスピンオフ短編を、ブラウザで読める電子書籍として期間限定公開しました。なお、現在は公開を終了しています。

過剰共感能力者——相手に対して自分自身の考えすら上書きしてしまうほど強い共感を行ってしまうひとびと。能力とは呼ばれても実質的に障碍と見做されているその力に翻弄されてきたひとりの女性は、その力を本当に能力として活用しようとする男性と出会う。この出会いこそが、後に記憶翻訳として確立されることになる技術が生まれるきっかけだった……

『楽日』(後編)

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「楽日」(後編)
日本SF作家クラブpixiv FANBOX
2022/9/14公開

日本SF作家クラブのpixivFANBOXにて短編「楽日」を公開しました。前後編のこちらは後編です。

両親から遺されたものと対面した果織は、自分以外のもう誰もいないだろう世界でただひとり、進むべき道を選び取ることを求められる。果織が選ぶのは——。

「楽日」(前編)

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「楽日」(前編)
日本SF作家クラブpixiv FANBOX
2022/9/7公開

日本SF作家クラブのpixivFANBOXにて短編「楽日」を公開しました。前後編のこちらは前編です。

今となっては定かではない理由で人間が滅びつつある未来、父と母との三人で過ごしてきた暮らしは、果織(かおり)が十六歳になったときに終わりを迎えた。自分たちの意思で人生の幕を引いたふたりから受け取ったものを、果織は確かめにゆく——。
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